「人生のステージが変わっても、過去の失敗は未来の成功を決めない」
人生の「ファーストステージ」で失敗したからといって、「セカンドステージ」でも失敗するとは限らない。
昨日上手くいかなかったからといって、今日も上手くいかないとは限らないのだ。
今までの人生で失敗してきたという事実がこれからの人生で失敗をしてしまうという理由にはならない。昨日までの失敗を引きずるのではなく、新しい自分として一歩を踏み出すことが重要だ。
この時期は、小・中・高、大学の卒業、就職や転職など、環境が大きく変わる時期だ。
それまで、それぞれの人生で楽しい思い出もあれば、「上手くいかなかったな」とか「なんであの時こうしなかったんだろう」とか、過去の失敗や後悔の気持ちがある人もいるのではないだろうか。
私自身、高校までに数多くの失敗をしてきた。
一生懸命練習したのに試合に出られなかったこともあったし、大事な場面で実力を発揮できず悔しい思いをしたこともある。
そのたびに「自分は努力が足りないのか」「もっと強い気持ちを持てていたら違った結果になっていたのではないか」と自分を責めることもあった。
しかし、振り返ってみると、そうした経験が今の自分を形作っていることに気づく。
実際に、その経験を糧とし、読者に伝えるだけでなく、自分自身の気持ちを強くするためにも、この活動を続けている。
大切なのは気づくことだ。
試合に出られなかったからこそ、努力の意味を考えるようになったし、気持ちの弱さを痛感したからこそ、精神的な成長の大切さを学んだ。
最初のステージでの失敗を糧に、次のステージでは必ず成功しようという強い決意。
成功の基準も人それぞれ。成功とは他人と比べるものではなく、自分自身で決めるものだ。
昨日の自分に別れを告げ、今日を精一杯生きる。
昨日の失敗は今日の自分を縛らない。だからこそ、新しい一歩を踏み出そう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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